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LPガスの安定供給
LPガスの成分と生産法
安定供給のためにLPガス備蓄
LPガスの供給システム
一般家庭などの比較的小口消費者に対するLPガス供給システムには、個別供給システムと、導管供給システムがあります。導管供給システムはさらに、法律規制の区別により小規模導管供給システムと簡易ガス供給システムに二分されます。
個別供給システム
個別供給システムは、一般家庭向けLPガス供給の中心的な供給形態です。その供給は、各戸にLPガス容器を設置してLPガスを利用する形態で、LPガス容器(ボンベ)の種類は、10kg・20kg・50kg入りが一般的です。
個別供給システム
LPガスの配送にはトラックが活躍
導管供給システム
導管供給システムは、特定のLPガス供給設備から道路下に埋設された導管を経由して各家庭などへガスを供給する形態です。LPガス使用量は、個別供給システムと同様に消費先に設置されたガスメータでカウントされた数量をもとに計算されます。
なお、LPガスによる導管供給システムは、法律上の区分で、供給規模(消費先70戸が区分点)によって、小規模導管供給と簡易ガス供給の2つに分けられます。
小規模導管供給
70戸未満の消費先へLPガスを供給する場合に該 当し、一般のアパート・マンション及び小規模団地に採用されています。適用される法律は、液化石油ガス法 (液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律)です。
小規模導管供給
簡易ガス供給
70戸以上の比較的規模の大きい団地やマンションなどの消費先へLPガスを供給する場合に該当します。簡易ガス供給は、小規模導管供給とは違い、都市ガス事業者の既得供給エリアでは原則的には供給することができません。適用される法律は、ガス事業法となります。また、ガス料金は、ガス事業法に基づくため、認可料金制となっています。
簡易ガス供給
バルク供給システム
バルク供給は、従来より工場等への大規模な供給方法として用いられてきましたが、1997年(平成9年)の改正により、一般家庭を含む小口の消費者に対する供給手段としても利用できるようになったもので、従来のものと区別するため「新バルク供給システム」と呼ばれることもあります。
バルク供給システムとは、消費先に設置した貯槽または容器に、LPガスバルクローリから直接充てんするものです。貯槽には主に地下式と地上式の2種類があり、容量・形状はかなりのバリエーションがあるので、設置場所の状況に応じて最適なものを選択できるようになっています。
LPガスの使用量は、消費先に設置されたガスメータでカウントされた数量をもとに計算する場合と、バルクローリに設置された充てん質量計により計算する場合の2種類があります。
バルク貯槽(よこ型)
バルク供給システム