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LPガスはクリーンエネルギー
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LPガスはクリーンエネルギー
地球環境問題に応えるLPガス
地球温暖化の防止に貢献
豊かな暮らしのそばにいつもLPガス
さまざまな分野で利用されるLPガス
クリーンカーの世界標準、LPガス自動車
これからに期待 LPガス
LPガスの安定供給
安心・安全なLPガス
地球温暖化の防止に貢献


 二酸化炭素(CO2)・メタン(天然ガスの主成分)・フロン類、亜酸化窒素などは温室効果ガスと言われ、太陽の熱を吸収し地表を適度な温度に保つ役割をしていますが、地球温暖化問題とは、この温室効果ガスが増えて地球の温度が上がり、地球全体の気候が変化することで自然の生態系や農産物に悪影響を及ぼすものです。また、気温が2℃上がると南極や北極の氷が解け海面が50cm上昇すると言われています。
 このため、先進各国は、「国連気候変動枠組条約」に基づく京都会議において、各国のCO2排出量の削減目標を定め、対応を進めています。
 CO2排出量の削減には、省エネが最も有効ですが、CO2排出量の少ないエネルギーを選択することでも対応できます。いわゆる環境にやさしいエネルギーの利用が望まれるところです。このようなエネルギー選択を行う上で重要なことは、環境問題を地球全体で考え、化石エネルギーの場合は採掘から消費までの全過程でのCO2排出相当量を捉える必要があります。
 LPガスは、LNGとともに、石炭、石油に比べて環境負荷が小さいエネルギーであるとされているのは、採掘から消費までの全過程でのCO2排出量が少ないからです。

地球温暖化に関するエネルギーの環境負荷(LCA)
LCAとは、ライフサイクルアセスメントの略で、生産から消費までの全過程で生じる環境負荷を評価する手法です。このグラフは、各一次エネルギーの生産から燃焼消費までに生じる地球温暖化への影響度を、燃焼熱量(真発熱量)当たりの炭素(C)量で表しています。炭素量が大きいほど、地球温暖化への影響も大きくなります。例えば、LPガスは都市ガスやLNGより消費時点での環境負荷は多少大きいですが、生産から消費まで見ますとこれらのガスと同等に環境負荷が小さい、ということになります。
(出所:(財)地球環境産業技術研究機構レポートによる)

国民1人当たりのCO2排出量
(出所:1998年、米国オークリッジ研究所による)


オゾン層破壊をストップ

 地上約20kmの成層圏内に形成されたオゾン層は、地球全体を覆い、太陽からの有害な紫外線の大部分を遮断しています。
 1980年代はじめに、南極でオゾン層の一部が破壊されたオゾンホールが観測され、引き続いて北極でも観測されました。その後の研究により、長年大量に放出されたフロンガスなどが南極や北極の成層圏に蓄積し、それが太陽光により活性塩素原子に光分解され、オゾン層を破壊していることが明らかになりました。
 オゾン層の破壊によって地上に降り注ぐ有害紫外線が増加すると、皮膚ガンや白内障が増加するなど人体への深刻な影響があるほか、海洋生態系へのダメージ、農業生産物の減少なども懸念されます。
 先進諸国は、1985年3月に「オゾン層保護のためのウィーン条約」を採択し、その後、各種原因物質が判明するに従い、「モントリオール議定書」として原因物質の生産の削減・凍結・全廃などの合意を交わし対応しています。しかし、このような努力にもかかわらず、残念ながら、オゾン層の破壊は食い止められてはいません。
 オゾン層破壊防止政策の1つとして、日本国内でもフロンの使用制限に伴い、1989年8月21日付けの官報告示にて、フロンガスと同等の蒸発性能を持ち、オゾン層破壊の心配がまったくないLPガスを、フロンガス代替のスプレー用噴霧助剤として使用することが認められ、今日では広く利用されています。

オゾンホールの推移
(出所:気象庁)
NASAのデータをもとに気象庁で作成した南半球におけるオゾン層のカラー画像・等値線図。
気象庁では220m atm-cm以下の領域をオゾンホールとしている


大気汚染の防止に寄与

 自動車の排気ガスは、都市部や工業地帯に見られるスモッグのもととなり、人体へ悪影響を及ぼすとされていますが、その中で主要なものは、窒素酸化物(NOx)、浮遊性粒子状物質(SPM)、ディーゼル排気微粒子(DEP)などです。
 LPガス自動車は、黒煙やSPMを排出することがなく、また、NOxも、化石エネルギーの中では天然ガスと並んで排出量が最少です。さらにディーゼルエンジンに比べて振動が少なく、エンジン音が静かなこともあり、全国ほとんどのタクシーで利用されています。このことに加え、ディーゼル代替自動車として、生活協同組合や宅配用のトラック、自治体の塵芥車などへの利用が拡大しています。今後、LPガス自動車はクリーンエネルギー自動車として急速な普及が期待されています。
 酸性雨は、工場や自動車から排出される窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)が酸性の粒子やガスになり雨に取り込まれたものです。酸性雨によって森林や農作物が枯れたり湖や川の魚が死に絶えたりしますが、発生した場所や国にとどまらず、周辺の場所や国にまで広がるという特色をもっています。LPガスには、硫黄分がまったくといっていい程含まれていないため、酸性雨の防止にも効果的です。

白骨化したダケカンバ。酸性霧が原因とされる。
群馬県・栃木県境の日光白根山南東斜面頂上付近
(写真提供:毎日新聞社)
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