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都市ガス用需要の概要
都市ガス原料概要
都市ガス用LPGは、都市ガス会社がLPGを都市ガス原料として利用し、主な需要は、LNGの増熱用と中小都市ガス向けの原料用です。
( 1) 都市ガス原料
都市ガス業界全体の原料は、LNG(液化天然ガス)、天然ガス、LPGで、都市ガス業界全体の原料構成概要は、LNG80%、天然ガス6%、LPG11%、ナフサ他3%です。
東京・東邦・大阪・西部の大手4社の原料構成概要は、LNG92%、天然ガス1%、LPG5%、その他2%で、LPGはそのほとんどをカロリーの低いLNGを11000kcalに増熱するために利用されています。
大手4社以外の中小都市ガス会社の原料構成概要は、LNG22%、天然ガス28%、LPG44%、その他6%で、LPGはそのほとんどを都市ガスの原料を製造するために利用されています。
( 2) 都市ガス用LPG需要の動向
都市ガス業界は、10000kcal〜11000kcalを中心とした高カロリーへの熱量転換を進めており、都市ガス向けLPG需要は、LNGの増加に伴う増熱用LPGとLPGをメイン原料とするプロパンエア13A及びLPGからメタンリッチガスを製造するSNGがLPG原料需要となっていきます。
全都市ガス会社
都市ガス大手4社
その他都市ガス会社
需要量
都市ガス用LPG需要量は、年間約210万トンで日本の
LPG総需要量の約11%
を占めています。
( 1) 増熱用LPG
増熱用LPGは年間約70万トンで、11000kcal/m3に達しないLNGをLPGで11000kcal/m3に増熱しています。
( 2) 中小都市ガス用LPG
中小都市ガス用LPGは年間約140万トンで、主にブタンを改質して低カロリーガスを製造していました。10数年前から、LNGや天然ガスへの原料転換によるLPG需要の減少が始まっていますが、プロパンを使ったプロパンエア13Aやブタンを使ったSNGによる高カロリー転換も多くの都市ガス会社で行われています。